香りの記憶
こんにちは。ラ・コンフィアンスです。
時折、テレビで懐メロ(っていう言い方だと古過ぎますか?)を特集した番組を見ると、その曲が当時流行った頃に自分が何をしていたのかが思い出されて懐かしい気分に浸ってしまいます。その曲が当時の自分の姿や考えていた事や忘れかけていた出来事を鮮明に思い出させてくれるのです。
何かの拍子にふと、今まで思い出すことも無かった様な、記憶の片隅にあった些細な出来事やその当時に関わりのあった懐かしい人達を思い出す事もあります。
香りの記憶も人それぞれだと思います。
〇〇の香りは昔の△△を思い出す
この匂いは昔行ったどこどこを思い出す
和室の畳を新しい畳に取り換えた際、毎日いぐさの心地良い香りに包まれていたら、幼かった頃の自分や、家族との記憶、大人になって新居に引っ越ししたての頃の自分・・色んな時代の自分が思い出されました(いぐさの香りはそれ自体に懐かしさと温かさがあって、とても癒されます)。
人に対する記憶も香りで覚えている事が少なからず、ありますよね。
香水・整髪料・煙草・コーヒー・柔軟剤・アロマ・直前に食べた〇〇・体臭・・
香りが人の印象を左右する事も少なからず、あります。
ただ、香り(匂い)は人の好みが分かれるので、加減も難しいし、出来れば無臭が1番という方もいるとは思います。
とはいえ、記憶を呼び覚ますほのかな香りはやっぱり心地良いものです。
何かで聴いた、
お母さんはシャボンのにおい・・って的を得ていませんか(笑)
香りの記憶、それも良い意味での記憶を相手に持ってもらる様に心掛けたいですね。